【看護師国家試験】国試浪人生の皆さんへ

111回の看護師国家試験で涙を呑んだ皆さん、いかがお過ごしでしょうか。
結果が分かった時の衝撃からは立ち直っている方が多いと思います。
勉強の方は如何でしょうか?
なかなか手につかない人は、そろそろエンジンを再始動しましょう。

これまでも触れたように既卒者の合格率は低いです。
やはりどうしても新卒者よりも勉強のモチベーションが下がってしまうからのように思います。

勉強を始めるに当たって、まずは不合格だった原因を分析してみましょう。
嫌な過去かもしれませんが、来年の合格のためには必要なことだと思います。
原因が分かれば、その対策を考えることが出来ます。
その対策通りに勉強すれば必ず合格できます。

不合格の原因にはどのような理由が考えられるでしょうか。

・勉強量が足りていなかった。
・勉強していたが効率が悪かった。
・試験当日緊張して実力を発揮できなかった。
・マークミスをした。

では不合格の原因を踏まえてどのような対策を打てば良いでしょうか。

・勉強量が足りていなかった人

どんな試験でもそうですが、合格するためには一定の勉強量が必要です。
勉強をすることで成績が上がりますが、成績の上がり方は一直線の一次関数ではなく、ある時から急速に成績が良くなる二次関数です。
なかなか思うような成績にならなくても焦らずにコツコツ勉強をして下さい。
秋ごろには勉強の成果が出てきます。

・勉強していたが効率が悪かった。

過去問中心の勉強に切り替えてみましょう。
112回は出題基準が変更になりますが、それで浮足立つ必要は全くありません。
過去問でしっかりと基礎を勉強しておけば必ず合格できます。
焦って色々な参考書や問題集に手を出すのではなく、過去問を中心に勉強をしていきましょう。

・試験当日緊張して実力を発揮できなかった。

元々優秀なのに落ちてしまった人はこのパターンが多いです。
性格の問題なので、これという解決策は無いのですが、一つだけものすごいアドバンテージを持っていると思うと良いと思います。
それは一度国家試験を受けたことがあるという事です。
緊張は一度目よりも二度目の方が減るものです。
元々成績が良かったのですから、緊張しなければ絶対合格できます。
二度目だから大丈夫と思いましょう。

ただこの人たちはもう一つ気をつけなければならないことがあります。
なまじ成績が良かったので油断してしまうという事です。
勉強しないとどんどん忘れていきます。
これまで習得した知識を忘れないようにしっかり復習するようにしましょう。

・マークミスをした。

これも焦ってしまってという事があると思います。
二度目なのでもう大丈夫と思いましょう。
そしてマークする時は確認しながらマークするようにしましょう。

そしてすべての人へのアドバイスとしては、規則正しい生活を送りながら計画的に勉強して欲しいという事です。
これさえできれば必ず合格できます。
自分を信じて頑張って下さい。

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