合格するための勉強法

前回は落ちる人の特徴でしたが、今回は合格するための勉強法です。
看護師国家試験は90%の人が合格します。
なので普通に勉強して学校で良い成績を上げられる人は、これまでの勉強を続ければ必ず合格できますので焦ることはありません。
問題はボーダーライン上の人です。

でもボーダーライン上の人もこれからの努力次第で合格できます。
大切なことは効率よく勉強することです。
以下のことを守って勉強すれば大丈夫です。

1.スケジュールを立て毎日少しでも良いから勉強する。
2.基礎を大切にしつつ問題に慣れる。
3.浮気をしない。

この3つだけです。
では以下説明していきます。

1.スケジュールを立て毎日少しでも良いから勉強する。

毎日毎日何をやるかという詳細なスケジュールを立てる必要はありません。
1週間単位で何をやるか決めましょう。
そして毎日少しでも良いので勉強するようにしましょう。
矛盾しますが日曜日は休みの日にしましょう。
1週間の勉強の予定が土曜日で終われば日曜日は休養に充てましょう。
もし終わらないようなら日曜日に勉強して遅れを取り戻しましょう。
遊ぶ時間を作るためにも日曜日以外の日に一生懸命勉強するようになります。

2.基礎を大切にしつつ問題に慣れる。

本来であれば、基礎ができていない人は基礎をしっかりと勉強してから過去問を解くのが応用力がついて良いです。
ただ国家試験まであまり時間がないので、全く基礎に自信のない人だと時間が足りなくなる恐れがあります。
そのため過去問を解きながら、基礎を復習する形で基礎を覚えていく方法で勉強をしていきましょう。
基礎を覚えつつ、国家試験の問題に慣れることができます。

基礎を勉強する時はノートを作っても良いですし、テキストに直接書き込んでも良いです。
自分の理解が進む方法を選択して下さい。

過去問を解きながら基礎の復習をするテキストですが、例えばクエスチョン・バンクなどが良いと思います。
厚さでクラクラするかもしれませんが、やり始めると意外と大丈夫だったりします。

クエスチョン・バンク2022 https://www.medicmedia-kango.com/books/qb/

3.浮気をしない。

ここでいう浮気は男女の浮気ではなく、テキストの浮気です。
私は学生時代に家庭教師のバイトをしていましたが、生徒の本箱を見ると何が不得意科目かすぐに分かりました。
大抵の学生は苦手科目ほどたくさんの参考書や問題集を買うからです。

もっと良い本があるかもしれないと目移りしてしまうかもしれませんが、一つの本を何度も勉強する方が絶対効率が良いですし身になります。
例えばクエスチョン・バンクなら、1度終わったら終わりではなく何度も繰り返し勉強しましょう。
2回目に勉強するところは1回目に間違ったところです。
3回目に勉強するところは2回目に間違ったところです。
こうすることで復習する問題の数はどんどん減っていきます。
復習する問題の数が減るにしたがって、基礎の復習も出来てくるはずです。

勉強の苦手な人は、勉強の習慣が出来ていない人だったりします。
まずは毎日少しでも勉強しましょう。
毎日机に向かう生活が出来るようになれば、合格が見えてきます。
頑張りましょう!

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