留年・退学問題Part3

前回、前々回と看護学校の留年・退学の問題について触れました。
留年や退学する理由として、適性の問題の他、学校の勉強について行けない場合と看護実習について行けない場合の2つの理由をあげました。
今回は、学校の勉強について行けない場合の対処方法と看護実習について行けない場合の対処方法について考えてみたいと思います。

まず学校の勉強について行けない場合です。

ついて行けない科目は人それぞれかもしれませんが、大半の人は解剖生理学ではないかと思います。
覚える量が膨大なので、挫折しやすいです。

勉強の仕方については、これまでもお話してきましたが、再度繰り返します。

1.学校のテキストだけで勉強しようと思わない。
2.ネット上の無料の動画やイラストを多用したコンテンツを活用する。
3.分かりやすい参考書などで勉強する。

私は2番のネット上のゴローさんや玉先生の無料コンテンツで予習をして学校の講義に臨んでいました。
学校の授業で復習をする形です。授業を聞いても良く分からないところを質問していました。
学校のテキストだけに頼らずに勉強することで、挫折する可能性はだいぶ減ると思います。

でも、分かりやすい参考書を買ったりネットの無料コンテンツを活用しても、勉強が難しく思う人がいるかもしれません。
そういう人はもしかすると基礎学力が足りていないかもしれません。
急がば回れで、そういう人は高校の勉強の復習から始めると良いと思います。

土台がしっかりしていないと家も立ちません。
勉強も同じで、生物や化学の基本的な知識が無いと解剖生理学を理解するのが難しいと思います。

もし4月から看護学校に入学する人で、生物や化学に自信がない人がいたら、入学前に高校の生物や化学を復習しておくと解剖生理学で挫折することは無いと思います。

次に看護実習です。
看護実習でついて行けないという人は、看護実習の実際の動き方について行けないのではないと思います。
看護計画の作成など事前準備に時間がかかって慢性的な睡眠不足となり、体力的に続かなくなり挫折するのではないかと思います。
効率よく実習の準備が出来れば、ついて行けないということは解決できると思います。

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