【112回看護師国家試験】今後の出題傾向の変化を考える④

引き続き出題傾向の変化について考えてみます。

今回は問題の傾向というものではなく出題方法の変化です。
看護師国家試験はマークシート方式を採用しています。
そのため解答は選択肢から選ぶ形になります。

これまでの問題形式は四肢択一、つまり四つの選択肢から一つを選択するというものが多かったです。
しかし最近は五肢択一や五肢択二なども出てきています。
当然選択肢が多いほど迷いが生じやすくなりますし、消去法で正解の可能性のあるものを絞り込んでいくのも難しくなります。
最近は約20%が五肢択一や五肢択二になっていることを考えると、今後も増えていくのではないかと思います。
更に「正しいものを全部選べ」とか「間違っているものを全部選べ」という問題が出てきてもおかしくありません。

過去問の丸暗記では、太刀打ちできません。
過去問を勉強する際には、内容について良く理解して、選択肢が増えたとしても確実に解答できるようにしていきましょう。

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