前回はプール制についてお話しました。
対策として、過去問を使って勉強することをお勧めしましたが。今回はもう少し具体的に勉強方法について触れたいと思います。
1.「過去問を」ではなく「過去問で」勉強するようにしましょう。
過去問を解くのが勉強ではありません。
正解か不正解かが大切ではありません。
過去問で勉強することで、その問題で問われている内容に関しての理解を深めるようにしましょう。
理由は、プール制といっても全く同じ問題ばかりが出るわけではないからです。
きちんと内容を理解していないと、少し問題を変えられると手も足も出ません。
2.最低でも3周は勉強しましょう。
一度だと記憶の定着が十分ではない可能性があります。
まずは1周解いてみましょう。
そして間違った問題や正解だったが自信のなかった問題を中心にさらに勉強しましょう。
そうすることによって、知識の穴が少なくなります。
3.必修問題はより入念に勉強する。
プール制問題は、必修問題では例年約40%が出題されます。
ボーダーラインは80%ですから、プール制問題をしっかり理解していないと合格はおぼつきません。
また必修問題は基本的な問題が多いです。
必修問題の内容をしっかり理解しておかないと一般・状況設定問題を解くことはできません。
必修問題はより入念に勉強しましょう。