今回はプール制についてお話したいと思います。
名前くらいは聞いたことがあると思います。
プール制とは、国家試験の問題の質や難易度を一定のものにするために、以前の国家試験で出題された問題を、一部修正したりして繰り返し出題する制度の事です。
私が国家試験の勉強方法として過去問を使って勉強することをお勧めしている理由の一つは、プール制にあります。
プール制では、問題を一部修正して出題すると書きましたが、実は問題文も選択肢もほぼ同じ内容のものもあります。
また修正によって問題文や選択肢は異なっていますが、問われている内容は全く同じものが多いです。
国家試験問題のうち、どの程度がプール制問題かというと約25%です。
かなり多いですよね。
ちなみに必修問題はプール制による問題が多いです。
例年約40%がプール制の問題です。
最近改定された出題基準でも必修問題はプール制の問題を出題することが明記されていましたので、この傾向は変わらないと思います。
必修問題対策はプール制問題対策とも言えます。
過去問を使って知識の整理をしていきましょう。