第111回看護師国家試験の受験日は2022年2月13日です。
ちょうどあと2ヵ月ですね。
今までは過去問をまんべんなく解いていきましょうと言ってきました。
勉強が捗っている人は良いのですが、まだまだ勉強量が足りない人もいると思います。
そういう人向けの勉強方法についてお話します。
それは「捨てる」ということです。
上品に言えば、「頻出問題を重点的に勉強する」ということです。
国家試験は看護師として最低限覚えておいて欲しいとことが出題されます。
そのためすべての分野からまんべんなく出題されるというよりは、分野によって頻出するところとほとんど出題されないところに分かれます。
看護師としては全て知っている方が望ましいかもしれませんが、合格するにはテクニックも必要です。
頻出分野を優先して勉強をしましょう。
ではどの分野が出題されるのでしょうか。
1位:基礎看護学
2位:健康支援と社会保障制度
3位:母性看護学
4位:成人看護学総論
5位:精神看護学
以上の分野がよく出題されます。
特に1位と2位が頻出分野です。
最近10年間の出題割合を見ると基礎看護学は26.4%、健康支援と社会保障制度は20.7%になります。
この分野をおろそかにしては合格はおぼつきません。
逆にあまり出題されない分野は以下の分野です。
22位 女性生殖器疾患
23位 免疫・アレルギー疾患・膠原病
24位 眼疾患
25位 耳鼻咽喉疾患
26位 皮膚疾患
これらの5つの分野の出題割合の合計は、なんと1.7%です。
安心して捨てましょう・・・余裕があったら勉強しましょう(^-^;
次回もこの点についてもう少し解説します。