看護師国家試験に落ちる人の特徴

今回はかなり刺激的なテーマです。
落ちるなんて考えたくないですよね。
日本は言霊の国なんて言われているので、思っただけで落ちてしまいそうになります。

でも落ちることを考えないよりも、どういう人が落ちるのか考えて対策を打った方が落ちる確率は当然減ります。
今回は落ちないために落ちる人の特徴を考えてみます。

落ちる人の特徴を一言で言えば「勉強していない」ということに尽きます。
それを結論にしてしまうと身もふたもないので、もう少し掘り下げて考えてみたいと思います。

私が考える落ちる人の特徴は以下の通りです。

1.受験対策の開始時期が遅い。
2.基礎ができていない。
3.必修対策が出来ていない。
4.体調を崩しやすい。
5。試験慣れしていない。

以下、簡単に説明していきます。

1.受験対策の開始時期が遅い。

受験対策の開始時期が遅いと合格に必要な絶対的な勉強量が足りなくなります。
自身のない人ほど早めに始めれば勉強量を確保できます。
また早く始めると精神的に余裕ができます。
勉強時間が足りないと焦ってしまって、集中力が出なかったり効率的な勉強ができなかったりします。

勉強量の確保と精神的な余裕を確保するためにも受験対策の開始時期は早い方が良いです。

2.基礎ができていない。

国家試験勉強の話をすると、「とにかく過去問をやればいいんでしょう?」と言って一生懸命過去問ばかり勉強する人がいます。
しかしきちんと基礎ができていないと、単に過去問の丸暗記になってしまって少し問題が変わると解けなくなってしまいます。
急がば回れで、基礎をしっかりと勉強しましょう。
そうすればどんな問題が来ても怖くありません。

3.必修対策が出来ていない。

必修問題は看護師なら最低知っていて欲しい項目が出題されます。
そのためボーダーラインは80%になります。
それに対して一般問題+状況説明問題のボーダーラインは例年変動しますが過去10年間の平均は約63%です。
自信のない人ほど、まずは必修対策を優先させましょう。

4.体調を崩しやすい。

これまでも大切な試験などの時に体調を崩したことがある人は要注意です。
先のことは誰も分かりませんので、試験日当日に体調を崩すかどうかは運もあります。
ただ体調を崩さないように日頃の体調管理は欠かせません。体調を崩しやすい人は、今から体調管理を心がけるようにしましょう。
そしてメンタルによって体調を崩す人の場合は、過度のストレスがかからないようにしなければなりません。
そのためには余裕をもって試験に臨む必要があります。
1でも触れたように早めに試験対策を始めて精神的な余裕を確保しましょう。

5.試験慣れしていない。

試験慣れをしていないとマークシートミスをしてしまったり、問題を読み間違ったりします。
「誤っているのはどれか?」や「正しくないのはどれか?」などのひっかけ問題があります。
たくさんの過去問に接して試験問題の文章に慣れておきましょう。
そして模試などを通じてマークシートでの解答にも慣れておきましょう。

落ちる人の特徴の特徴は分かったけれども、じゃあどういう勉強をすれば良いのかというのが一番知りたいところだと思います。
次回は具体的な勉強方法について説明します。

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