模試の活用

皆さんは模試を受けていますか?
模試を受ける人受けない人、それぞれに考え方があると思います。
私は『国家試験対策をどうしたら良いのだろう』って悩んでいる人ほど模試を受けるべきだと思います。

国家試験の内容は、学校の3~4年間の学習内容を全て盛り込んで作成されます。
つまり対策すべき量は膨大ということです。
そのため国家試験まであまり時間が無くなってきている状況では、『やらなければならないこと』と『やらなくてもよいこと』を意識しながら勉強を進めなければなりません。

そこで『やらなければならないこと』の筆頭が模試の活用です。
なぜなら模試は国家試験を念頭に置いた問題集ともいえるものだからです。

東京アカデミーやメディカ出版など模試を作っている会社は、みな看護学生向けの図書を出版しています。
つまり日々国家試験対策を考えている会社ということです。
そういう会社が近年の出題傾向や難易度などを考慮して作成したものが模試になります。

したがってただ単に模試を受けて点数の良し悪しを気にするだけではなくて、結果を分析するようにしましょう。
分析のポイントですが、

・模試で繰り返し出題される分野はどこか?
・模試でさくさく解ける分野はどこか?
・模試で毎回苦手意識のある分野はどこか?
・模試で毎回間違ってしまう分野はどこか?

以上になります。

これらの分析を通じて、

1.知識を補強しないといけない分野
2.実際に間違ってしまう分野

これらを認識することで、より効率的に勉強することができます。

当然さくさく答えられる分野は勉強する必要はありません。

苦手な分野のみをまとめたノートを作成するのも良いと思います。
これだけ勉強すればもう大丈夫と心に余裕ができます。
直前期はこのノートを中心に勉強すると良いでしょう。

逆にやらなくて良いのは、これまで勉強で使ったノートをキレイにまとめることです。
まとめるのにも時間がかかりますし、何より得意な分野と不得意な分野の両方をまとめることになりますので、直前に見直すときに効率的ではありません。
勉強はあくまでも分からない分野、苦手な分野に限定する方が効率的です。

分からないところを分かるようにするのが勉強です。
効率的に勉強してこの時期を乗り切りましょう!

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