【看護師国家試験】112回試験はどうなるの? part2

前回、112回試験がどうなるかは、厚生労働省の出題基準改定の報告書を読むと分かると言いました。

今日はその内容から効率的な勉強方法を考えてみたいと思います。
まず報告書の内容を見てみましょう。

出題内容については、現行の試験問題は、おおむね妥当という評価です。
そして学校卒業時点で備えておくべき基本的な事項、標準的な教育内容から出題すること。判断プロセスを問う問題については積極的に出題すること。知識の新しさについては引き続き統計データや改正法令等について出題するが、習熟度に留意することとされています。

状況設定問題については、引き続き出題の意図を明確にして出題することとし、基本的な知識・技能を評価することを踏まえた出題が望ましいとされています。
長い状況分を付した単問については、正答率が低いので出題意図の明確化など改善が必要で、出題範囲は評価領域分類Ⅲ型を中心に出題することとされています。

出題数については、現行通りに出題数を維持する。
また試験時間の制限から受験生への負荷が増さないように問題を作成するのが望ましいとされています。

試験時間については、現行通り変更なし。

既出問題については、難易度の安定化の観点から引き続き活用する。
必修問題については、より積極的に既出問題を活用していく。
既出問題を活用する場合は、正解率等を考慮して選択することとされています。

出題形式については、現行通りの出題形式を継続。

評価領域分類については、現行通りで継続。

視覚素材については、現行通り活用していく。

合格基準は現行通りとする。

以上を簡単にまとめると以下のような感じだと思います。

・出題傾向には大きな変更はない。
・既出問題は引き続き活用する。特に必修問題で活用する。
・出題に当たっては、難問は出さないように配慮する。
・出題形式、出題領域は現行通り。
・合格基準は現行通りとする。

これを読むと勉強に仕方が分かるのではないかと思います。

引き続き過去問を勉強するメリットは十分にあるということです。
また正答率の低い問題を出さないように配慮するということは、みんなが答えられる問題を取りこぼさなければ合格するとも言えます。
新しい問題が出てくることはありますが、ほとんどの問題は過去問をしっかり勉強することで対応可能だと思います。

まずは過去問を通じて自分の弱点を知りましょう。
そして分からない問題を一つ一つの理解していきましょう。
過去問を通じての勉強をしっかりやっておけば十分ですが、更に勉強をしたい人は秋から冬にかけて新しい出題基準の問題を勉強しましょう。
今年の夏以降に新しい出題基準に対応したような参考書や問題集がたくさん出てくると思います。
それを買って対策を練れば合格間違いなしです。

試験まで1年あります。
時間のアドバンテージは大きいです。
今のうちから少しずつ始めると最後に余裕が生まれます。
新しい問題にも対応できますので、少しずつでも構いませんので、ちょっとずつ試験勉強を始めて行きましょう。

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