看護師免許の申請方法

今日は看護師免許の申請方法について説明します。

まず免許の申請に必要な書類ですが、以下の通りとなります。

1.免許申請書

厚生労働省のホームページに所定の用紙があります。

https://www.mhlw.go.jp/content/000740161.pdf

こちらから、ダウンロードして使用して下さい。

2.診断書

こちらも所定の用紙があります。
先ほどの厚生労働省のホームページからダウンロードできます。
免許申請の1ヶ月以内のものを提出して下さい。

診断書は普通のクリニックで書いてもらえます。
診断書は健康保険は利用できず自費です。
料金はクリニックによって異なりますが3,000円くらいです。

3.住民票の写し

市町村役場で住民票の写しを入手しましょう。
写しを貰う時の注意点ですが、「本籍地の記載」は「あり」で「個人番号の記載」は「なし」でもらうようにして下さい。

なお、あまり該当者はいないと思いますが、看護師国家試験の後に本籍地や氏名が変わった人は戸籍抄(謄)本が必要になります。

4.収入印紙

9,000円分に収入印紙を購入して下さい。
収入印紙はもよりの郵便局で購入することが出来ます。

なお、免許申請書をご覧頂くと分かりますが、収入印紙を貼る枠は小さいです。
残念ながら額面が9,000円の収入印紙は無いので、なるべく少ない枚数になるように工夫して購入しましょう。

5.登録済証明書用はがき(希望者)

登録済証明書とは、看護師免許証が届くまでの仮の免許証のようなもので、数日で発行して郵送されます。
就職先から提出を求められることがありますので、必要か就職先の病院に必ず確認するようにしましょう。
所定の登録済証明書用はがきは保健所にあります。
厚生労働省の免許申請書の書き方では「所定の登録済証明書用はがきを使用すること」となっていますが、普通の官製はがきでも問題ありません。

官製はがきを利用する場合は・・・

裏面:何も記入しません
表面:氏名と確実に受け取り可能な住所を記入します。

住所は自宅の住所でなくても問題ありません。
就職する病院によっては、病院の住所を書かせるところもありますので、必ず病院に確認するようにしましょう。

以上の書類が揃ったら・・・

1.免許申請書
2.診断書
3.住民票の写し(必要な人は戸籍抄(謄)本)

以上の書類を、この順番で並べて右上部をホチキスで留めましょう。

登録済証明書用はがきは、最後ではなく真ん中の診断書の裏面にクリップで留めて下さい。

これで書類の準備は完了です。

この書類一式を保健所に提出すれば申請は終わりです。

看護師免許証は免許を申請して通常は2~4カ月後に受け取れます。
ただ最近はコロナで保健所業務がひっ迫していますので、若干遅れることがあるかもしれません。
免許証の準備が整うと「免許交付通知はがき」が届きます。
このはがきと身分証明書と印鑑を持って保健所に受け取りに行くと、はれて看護師免許証を受け取ることが出来ます。

余談ですが、看護師免許証は賞状サイズで、とにかく大きいです。
保管にも困りますし持ち運びにも不便です。
ただ転職時などに必ず看護師免許証の原本の確認を求められます。
合格するまでは欲しくて欲しくてたまらなかった看護師免許証ですので、邪険にして紛失しないようにしましょう。

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