【112回看護師国家試験】今後の出題傾向の変化を考える②

前回に引き続き出題傾向の変化について考えてみます。
これまでも繰り返しお話していますが看護師国家試験は落とすための試験ではありません。
看護師として最低限知っていて欲しい知識を持っているか確認するための試験です。
その持っていて欲しい知識をどのように確認するかの変化が出題傾向の変化といえます。

この変化はある日突然大幅に変わるというよりも毎年徐々に変わっていくものです。
だから毎年のちょっとした出題傾向の変化を見ていくと今後の変化の予想が出来ると思います。

まず考えられるのが、視覚素材を利用した問題が多く出題されるという事です。
これまでの出題でもX線写真や人体の写真などを用いた出題などがなされています。
今後より実践的な知識を問う問題が増加すると考えられるので、視覚素材を利用した問題が増加してくることが予想されます。

視覚素材というのはある意味分かりやすいヒントをもらっているようなものです。
疾患を覚える際には視覚素材なども良く勉強するようにしましょう。
しっかりと理解しておけば、視覚素材を見るだけで正解が分かります。

きちんと勉強している人には視覚素材を利用した出題は得点力アップにつながると思います。
焦らずに勉強して下さい。

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