【看護師国家試験】令和3年度の国家試験におけるコロナ対策について

厚生労働省から看護師国家試験など医療関係職種国家試験での新型コロナウイルス感染症の対策について発表されましたね。
詳しくは、厚生労働省のホームページをご確認下さい。

厚生労働省ホームページ   https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_15202.html

ここでは、重要なポイントをまとめたいと思います。

受験できない人

以下に該当する方は受験できません。

・新型コロナウイルス感染症に罹患し、入院中・宿泊療養中または自宅療養中の受験者。
・試験場入口(原則施設外)でサーモグラフィカメラによる検温を実施し、37.5度以上の場合は再度接触型体温計により検温し、再び37.5度以上あってさらに迅速抗原検査を実施し、抗原検査の結果が陽性となった方。

条件により受験できる人

以下の方は、感染対策を講じた上で、または条件により受験できます。

・保健所等から濃厚接触者に該当するとされ、次の要件を全て満たしている方。

1)初期スクリーニング(自治体等によるPCR等検査)の結果、陰性であること。
2)受験当日も無症状であること。
3)公共の交通機関を利用せず、かつ、人が密集する場所を避けて試験場に行くこと。
4)終日、別室で受験すること。

・試験場入口(原則施設外)でサーモグラフィカメラによる検温を実施し、37.5度以上の場合は再度接触型体温計により検温し、再び37.5度以上あってさらに迅速抗原検査を実施し、陰性となった場合は別室で受験できる。

受験できなかった人への救済措置

以下のどれかに該当する人は、試験日前後2週間の診断書の提出などにより受験手数料が返還されることがあります。

1)新型コロナウイルス感染症に罹患し、入院中・宿泊療養中または自宅療養中の方。
2)濃厚接触者ではあるが、以下の要件を満たさない方。
 ア 初期スクリーニング(自治体等によるPCR等検査)の結果、陰性であること。
 イ 受験当日も無症状であること。
 ウ 公共の交通機関を利用せず、かつ、人が密集する場所を避けて試験場に行くこと。
 エ 終日、別室で受験すること。
3)入国制限により試験場に行くことができず、受験を断念した方。
4)試験会場で実施した抗原検査の結果が陽性となった方。

まとめ

発表された対策は想像通りの内容で、残念ながら救済措置は受験手数料の返還のみで大学受験のような追試験などはありませんでした。
ただ手数料の返還が救済措置とは言えないですね。
しかし決まった以上は、これに従うしかありません。
コロナに感染しないことが最優先と考えて、感染対策をしっかりして受験の日を迎えるようにして下さい。

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