いまさらですが、皆さんは「プール制」という言葉を聞いたことがあると思います。
プール制は平成16年から導入された制度で、以前出題された問題を一部改変したり類似する問題にして何度も出題する制度です。
毎回異なった試験問題を作り続けるのが困難であることと、問題の質や難易度を一定にするために導入されました。
国家試験の勉強法を先輩などに尋ねると「ひたすら過去問をやればよい」という人が多いのは、毎年たくさんの問題がプールされている問題から出題されているからです。
どの問題がプールされているか分かれば良いのですが、それは分からないので過去問を勉強するわけです。
大体どの程度の試験問題がプールされている問題かというと、一説には4問に1問と言われています。
特に必修問題については、40~50%がプールされている問題から出題されていると言われています。
必修問題にプールされている問題が多いのは、看護師として最低限知っていてもらいたい内容を問う問題だからだと思います。
今の時点で必修に自信がない人はとにかくひたすら過去問をやりましょう。
単に正解、不正解だけではなく、なぜそれが正解なのかを理解しながら解くようにして下さい。
まだまだ過去問を解く時間はあります。
焦らずに1問1問しっかり理解するように解いていって下さい。