先日のブログで今回の国家試験で合格が難しそうな人は少し休んだらまた勉強を頑張りましょうと言いました。
しかし来年も受けるべきか悩んでいる人もいるのではないかと思います。
そういう人向けに私の考えを書いてみたいと思います。
不合格になった時には、その理由を考えると思います。
試験当日に体調不良になったり、緊張して普段の実力を発揮できなかった人。
基礎学力が足りていなくて合格できなかった人。
得点が低いと「私は馬鹿だから合格なんて無理」っていう人がいますが、私はそうは思いません。
少なくとも看護学校を卒業できる人は、誰でも合格できると思います。
あとは勉強のやり方だと思います。
今後は、勉強方法についてもお話しできればと思っています。
悩むときには、現在の学力について悩むのは止めましょう。
まだ1年あります。
これから勉強すれば合格できる学力に十分到達できます。
悩むとしたら、「学力」ではなく、「熱意」と「適性」だと思います。
一旦、学力の話を脇に置いて考えましょう。
あなたは本当に看護師になりたいですか?
看護学校で学んでみて看護師としての適性はありますか?
大切なのは看護師になりたいという熱意です。
書いていてなんですが、適性はあまり気にしなくても良いです。
「あんまり適性はなさそう」って悩む人ほど、むしろ看護に真摯に向き合って良い看護師になります。
残念ながら、既卒生の合格率は低いです。
新卒の合格率が例年95%程度に対して、既卒生の合格率は例年40~50%です。
2人に1人は不合格になります。
理由は、一人で勉強しなくてはいけなくなるので、勉強のリズムがつかめないからだと思います。
そうならないためにも、看護師になりたいという熱意が必要です。
1年遅れると思うととても大変な感じがしますが、実際に働いてみるとどうということはありません。
元々看護師は高校を卒業後すぐに看護学校に入る人の他に、社会人を経験してから看護学校に入る人もかなりいます。
それに職場ではいちいち年齢なんて気にして働きません。
自分が思っているほど他人は気にしていないものです。
だから他の人にはない貴重な時間をもらったと思って、この1年を頑張りましょう。
看護師になりたいという熱意があれば大丈夫です。
来年は必ず合格できます。
少しずつ勉強を再開していきましょう。