前回に引き続き出題基準の資料を読み解いていきます。
最後の方に「看護師国家試験出題基準」という資料があります。
とてもページ数がありますね。
これがいわゆる出題基準です。
とても読みたいと思うものではないですよね。
でもこれが勉強する上での指針となります。
要は個々の書かれているもの以外は試験には出ないという事です。
出題範囲は「中項目」、キーワードは「小項目」とわざわざ書いてくれています。
これからの試験勉強は、この「小項目」のキーワードを理解するという事です。
前回の「Ⅱ.改定の概要」に書かれていた内容をよく読んでみましょう。
追加された中項目や小項目は要注意です。
試験勉強に過去問を解くというものがありますが、ただやみくもに解くのではなく、小項目の内容をきちんと理解することが大切です。
次回は、今回の出題基準の改定を踏まえた国家試験の勉強法についてお話したいと思います。