【看護師国家試験】なぜ過去問を勉強するのか?

今さらですが、なぜ過去問を勉強するのでしょうか?
過去問さえ勉強すれば合格できるのでしょうか?

その答えですが、私は半分当たっていて半分間違っていると思います。
過去問「を」勉強していれば受かるわけではありません。
でも過去問「で」勉強していれば合格できます。

なんか禅問答のようですね。
「を」と「で」はそんなに違うのでしょうか?
大きく違います。

過去問「を」の場合は、過去問は解けるようになるかもしれませんが、応用はきかないのでちょっと違った角度から出題されると解けません。
それに対して過去問「で」勉強した場合は、応用をきかすことが出来ますので、違った角度から出題されても戸惑うことがありません。

過去問「を」解くのが勉強ではありません。
知識の習得や理解を深めるために過去問「で」勉強するのです。

看護師国家試験は看護師として最低限知っていて欲しい知識を問う問題が出されます。その最低限知っていて欲しい知識をまとめているのが過去問であるともいえます。出題者の意図を的確にまとめているのが過去問であれば、それを使って勉強しない手はありません。それが最も効率の良い勉強法ともいえます。

ちなみに必修問題はプール制ですが、同じ問題が出されるわけではありません。
少し変えて出されることが多いです。
過去問を解いて単に当たった外れたではなくて、問題で問われている内容についてしっかり理解するようにしましょう。

それが合格への一番の近道です。

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